ノート。
20代の頃は、自分の足で立てていなかったから、ほんの一時期マネージャーとアシスタントがいた。
それはそれは貴重な時間で、
彼、彼女達はそれぞれに野望を持っていて、
ダンサーの卵が敏腕マネージャーの手によって大スターになる、、みたいな海外の映画を見たか何かでうんと影響されたようで、たくさんの仕事を抱えては、経験の場を与えてくれた。
その中で、さんまさんにダンスを教えて一緒に踊るテレビの仕事があって、
私含めスタッフは、10時間くらい前から楽屋で準備やリハーサルをしていた。
10時間あったら何本自分のレッスンができるか、そのレッスンで何人に出逢えるかを、ノートに書いて計算した、10×60÷75×..
その時から、自分が何を大切にしたいかはわかっていた:)
今にも楽屋から飛び出して、練習とレッスンに向かいたかった昔のこと。
でもその飛び出した【情熱】は、時を経て今も大切に胸の中で燃えている:)
今日は【ノート】のお話。
前に話したPeterさんの解説動画のお話に、
【CAMPについてのノート】1964年/スーザン・ソンタグという話が出てきた。
【CAMP】の概念を作品や内側に投影させる事で、人々を魅力する。
といった事や、
この解釈が、写真の奥深さをさらに引き出す。
みたいな事が話に出ていたから、ものすごく興味が出てきて、読んでみたくなった:)
CAMPには"純粋なキャンプと意識的なキャンプがあるらしい"
ヨガのプルシャとプラクリティを思い出す。
奥深さ満載概念みたいで、入り口をちょこっと覗いただけだけど:)
以下引用させてもらった内容:)
◆キャンプとは何か一般的な観点からは異常に見えることをしようとする試みのことである。ただ、異常なといっても、特別な、魅力的なという意味においてであることが多い。
◆キャンプ芸術とはしばしば装飾的芸術のことであって、内容を犠牲にして、見た目に訴えるスタイルなどを強調するものだ。ただし、まったく内容のないようなものがキャンプであることはあまりない。
◆キャンプは寛容で、快楽を求めていて、やさしい。悪意やシニシズムに見えたとしても。キャンプは、真面目になることはダサいみたいなことは決して言わない。真面目にやって結果を出す人を冷笑したりしない。キャンプは、ある種の情熱のこもった失敗のなかに、成功を見いだす。
3つ目のメモに感動。。
情熱のこもった失敗のなかに、成功を見いだす。
って、、、ポジティブな姿勢すぎて大好きな考え!素敵:)
↑スーザン・ソンタグの58のメモを、現代の空気だとこんな感じ?という意訳を経由して、28のメモにまとめ直してのせてくれたものがあったから、引用してます:)
【ココロからの情熱】を伴う、派手で、特別な行動や一見異常だと思われるものも、そこに、本人の意図や野望、執念があれば人の魂に何が触れるものがある。
今日のレッスンと講義でも、
しっかりと自分の意図を込めて。
特別な空間を創り、盛り上げていきたいと、また意欲が湧いてきた:)
魂が込もっているものに、
人は、魅了される。
それはいつの時代も変わらずにあるから、
今日も頑張ろうと思う:)

大好きな1枚。